矯正治療は必ず歯を抜く必要があるのか
2017年03月08日
誰でも美しい歯並びに憧れるものです。美しい歯並びは他人からの印象もいいし、自分も自信をもって話したり、笑ったりできるようになります。歯は一生つきあつものなので、一時期の矯正期間が必要でもその後に得られるメリットは大きいです。そんな歯医者での歯科矯正ですが、歯科矯正というと歯を抜いて矯正するというイメージを持っている人が多いです。実際に矯正する際には抜歯をすることもあります。そもそも、歯並びが悪くなったり、かみ合わせが悪くなる原因として、顎が小さいために歯が入りきらず、かぶってしまう、八重歯になる、というケースが少なくありません。そのため、歯医者ではきれいな歯並びにするために抜歯をして、顎にすべて歯が収まるようにするのです。抜歯すること自体は10分程度で治療ができるし、何よりも抜歯することにより、歯医者で矯正治療後の後戻りのリスクを減らすことができます。とはいえ、ケースによっては抜歯をしないこともあります。例えば、多少の隙間があって矯正をする場合などは無理に抜歯を行いません。また抜歯をせずに、顎の骨を広げたり、歯を削って1本1本を小さくするなど方法もあります。どの方法で歯科矯正を行うかは歯医者で相談するといいですが、抜歯することによって得られるメリットもあるのです。後戻りを防ぐだけでなく、歯が顎から飛び出さないようにすることもできます。また前歯の出っ歯を治すうえでも、抜歯をすすめる歯医者はあります。