歯周病を避けるために気をつけること
2017年03月26日
日本では成人の8割が歯周病にかかっているといわれています。しかしほとんどの人は、自分が歯周病にかかっているという自覚がなく、ひそかに歯周病が進行しているということも珍しくありません。歯周病はサイレントキラーといわれるように、自覚症状がほとんどないまま進行してしまうのが大きな特徴です。自覚症状がないからたいしたことない病気と思われがちですが、決してそうではありません。歯周病にかかると菌が毛細血管から太い血管に回り、肺や心臓など全身の疾患を引き起こす大きな原因になってしまうのです。最悪命の危険性もあるのが歯周病なので、決して甘く見てはいけません。自分が歯周病かどうかをチェックするためには、歯医者に行ってレントゲンを撮ることが一番の方法です。また定期的に歯医者にメンテナンスに行くことで、早期発見、早期治療を行うことができます。ほかにも歯周病を防ぐ方法としては、歯磨きを丁寧にすることです。誰もが丁寧に歯磨きをしていると思いがちですが、きちんと正しい方法で歯磨きをしないと、せっかくの歯磨きも無駄になります。歯磨きはうがいでは取り除くことができない、プラークを除去することが一番の目的です。自分の歯磨きの方法が正しいのかどうか、きちんとプラークを除去できているのかは、歯医者に行って指導してもらうのが一番確実です。また自分では取り切れないプラークを、歯医者での定期検診の際に除去してもらうことで、結果として歯周病を防ぐ効果につながります。