歯の土台をファイバーコアにするメリット
2017年03月30日
虫歯が進行して歯医者で歯の神経を取り除いてしまうと、そこに残るのは空洞の歯だけになります。そこでかぶせ物が必要になるため、歯医者では治療を行いますが、大きく分けて治療方法は2つあります。それはファイバーコアかメタルコア、どちらかを使用するという方法です。クラウンのコアに利用されるのは、ファイバーコアかメタルコアになりますが、どちらもメリットとデメリットがあります。メタルコアはその名の通り、金属を使用したコアです。ファイバーコアはグラスファイバーとコンポジットレジンを使用したものです。メタルコアは保険適用なので治療費を抑えることができますが、金属なので月日が経つと変色などを起こすことがあります。また金属なので、歯質を破折させるおそれがあります。人によっては金属アレルギーを起こすこともあるので、デメリットも多いのが特徴です。一方のファイバーコアは保険適用外なので、治療費はどうしても高めになります。しかしファイバーコアは素材自体に柔軟性があるため、歯や歯根を傷つけることがありません。金属アレルギーの心配もないし、自分の歯を長く使いたい、守りたいという点ではファイバーコアがおすすめです。また金属ではないので、見た目にも自然な歯になります。歯は一度失ってしまうと、再度同じように生えることはできません。残った自分の貴重な歯を守りたいのであれば、歯医者でファイバーコアの治療を希望することを伝えるといいです。