裏側に付ける矯正はあるのか
2017年03月06日
今や一般的になっている歯医者での歯科矯正ですが、主な矯正方法は歯の表面側に矯正装置を付ける方法です。しかし表面に矯正装置をつけず、裏側につける裏側矯正も存在します。裏側矯正にはメリットとデメリットがありますが、熟練した医師が装着した場合は表面矯正と変わらない矯正効果を得ることができます。歯医者での裏側矯正のメリットとしては、何よりも人に気づかれにくいという点があります。目立たないので人の視線を気にしなくてもいいし、食事中に装置に食べかすが挟まって変に見えているかも、という心配もありません。また表面装着よりも歯磨きがしやすく、虫歯になりにくいのも裏側矯正のメリットです。出っ歯で悩んで歯科矯正を希望している人であれば、表面矯正よりも裏側矯正のほうが効果が出やすいです。しかしデメリットもあります。歯の裏側に矯正装置をつけることで、発音をしにくくなると感じる人もいます。また舌が直接当たりやすいので、違和感を感じやすいです。しかし下で前歯を押すのを防止する点では、裏側矯正のほうがおすすめです。また表面矯正よりも、裏側矯正のほうが矯正治療にかかる費用が高くなります。しかし、職業柄表面矯正ができな人などは、この裏側矯正をおすすめします。自分のライフスタイルや費用の面などから考え、歯医者で相談しながらどの矯正方法にするのか決めるといいです。その際には、きちんとメリットとデメリットを認識しておくことが大切です。