虫歯にならないためにすべきこと
2017年03月18日
誰でもできれば歯医者には一生お世話にならずに済ませたいと思うものです。
虫歯にならない為にするべきこととはどの様なものでしょうか。
・砂糖を含む食品をなるべく避ける
虫歯の原因は、虫歯菌が糖を栄養にする際に酸を排出して、それが歯を溶かしてしまうことです。
しかし人の身体には修復能力があり、唾液が口腔内を中性に近い状態にしたり、歯が溶けた部分にカルシウムを付着させてカバーするという働きがあるのです。
ところが普段から砂糖を多く摂取している人は、唾液による修復が間に合わずに歯が溶け続けてしまいます。
虫歯を防ぐ為には、糖類を含む食べ物の摂取量を減らして、口腔内の修復能力を維持することが大切です。
食事の度に歯磨きをしても、その後でスポーツドリンクを飲んだりフルーツを食べたりしては口腔内が酸性の状態になってしまいます。
食後に歯磨きをしたら暫くは食べ物を口にしない様に心がけましょう。
・歯磨きをしっかりする
子どもの頃から良く言われている様に、虫歯にならない為には歯磨きをしっかりとすることが大切です。
人により歯磨きのクセがついていて、磨き残しができてしまいがちです。
特に歯と歯茎の間は食べカスが詰まり易いので、丁寧に磨きましょう。
歯ブラシは細かく上下させてブラッシングをして、歯を磨くというよりも汚れを取るイメージで動かします。
デンタルフロスや歯間ブラシを使用して、鏡を見ながら歯の間の汚れを落としましょう。
・口腔ケアを受ける
自宅で行う歯磨きには限界がありますので、定期的に歯医者に通って口腔ケアを受けることも大切です。
歯医者ではクリーニングで落とし切れない汚れや歯垢を除去したり、フッ素加工をして貰うなど、プロフェッショナルな口腔ケアを受けることができます。
虫歯は一度なってしまうと進行が早いので、予防だけではなく定期的なチェックも必要です。