どんな人でも矯正できるのか
2017年03月11日
歯は一生付き合っていく大事なものです。また永久歯は一度失ってしまうと、同じように生えてきません。そのため、歯のお手入れに気を付けている人は多いものです。今は歯の健康といえば虫歯や歯周病が代表的ですが、歯並びやかみ合わせもとても重要です。今は大人になってからも歯科矯正を希望する人もいますが、歯は一生成長するので矯正に遅すぎることはありません。とはいえ、誰でも歯科矯正できるかというと必ずしもそうではありません。まず、歯医者で歯科矯正ができない人の代表としては、歯と骨が癒着している人です。つまり、歯が骨にくっついてしまっている状態です。癒着している歯は矯正装置をつけても動かすことができないため、基本的には矯正が難しいです。どうしても歯科矯正を希望するのであれば、癒着している歯を抜歯して行うことが一般的になっています。ほかにも、虫歯がある人は歯科矯正ができません。歯科矯正を希望するのであれば、矯正前に虫歯の治療が先になります。また矯正中は日々のブラッシングも丁寧に行うことが重要です。歯医者では、歯周病の人も歯科矯正ができないことも多いです。歯周病がある人は、歯医者で歯科矯正を行うことで歯周病が悪化してしまう可能性があるからです。そのため、歯科矯正の前に、まず歯周病の治療から始めることが大切になります。自分の歯の状態は、自分よりもプロの歯医者のほうがよく理解しています。相談しながら歯科矯正のプランを進めるといいです。