虫歯を放置したらどうなるのか
2017年03月19日
ほとんどの人が虫歯を経験したことがあるものです。学校の定期検診で歯のチェックをすることもあるし、誰でも虫歯が悪化すれば痛みが伴うので、どうしても歯医者に行かざるを得ません。しかし、なかには歯医者が怖くて、虫歯を長年放置してしまっているという人もいるものです。通常であれば虫歯を放置すれば痛みが出てきて、そのまま放置して自然に治ることはありません。風邪などの病気と異なり、虫歯は自然に治癒できないので、歯医者に行って治療してもらうしかありません。虫歯を放置すると歯の痛みだけでなく、頭痛が出るケースもあります。また虫歯菌が歯だけでなく、神経まで到達すると、そこから顎の骨に影響して発熱やあごの骨がとけてしまうこともあります。そうなると、歯の治療だけではなく、顎の骨の治療まで必要になります。また虫歯菌が口内だけでなく、毛細血管から大きな血管に回り、全身に疾患がでる可能性もあります。肺や心臓にまで虫歯菌が回ると、今度は命にかかわる危険性があるのです。たかが虫歯と考えられがちですが、虫歯菌を甘く見ていると痛い目どころか命を失う可能性があることを忘れてはいけません。虫歯を放置してしまうと、余計に歯医者に行きづらくなります。治療費が高くなるのではないか、治療が長期化するのではないか、痛みがあるのではないか、と考えてしまいますが、そうならないためにも歯医者へ定期検診に行くことをおすすめします。虫歯の早期発見、早期治療ができます。